2015年3月20日

テレビ時計(最後はこれが復刻するか!?)

現在発売されている週刊誌SPA!の「あの大ヒット商品は既に日本で作られていた!」という記事に先日取材を受けた私のTV時計とコメントがちょこっと掲載されてます。(84ページです。)モノクロページで画像も小さいのでその時自分で撮影した画像を貼っておきます。(以下、テキストはほとんど昔の私の紹介記事からの転載です。また画像のセンターにウォーターマークですみません。以前にヤフオクで私の画像を勝手に使用されていろいろあったもので。)

1982年セイコーから世界初のTV付き腕時計として発売、1.2インチ(16.8mm x 25.2mm )、32000画素の反射型白黒(というより、見た感じは白青)液晶のTVモニターを搭載しています。これは東京と大阪のみの地域限定で先行発売された、DXA001というモデル(108,000円)で、翌1983年には廉価版のDXA002 というモデル(98,000円)が追加され、どちらも全国発売となりました。


時計本体だけでは受信することは出来ず、時計本体にこの様なレシーバーをつなげ、アンテナの役割を果たすヘッドホンをレシーバーにつなげることでやっと受信することが可能となります。
普通に腕に付けてテレビを見ようとすると、このチューナーとつながったコードを袖の中をはわせなければならないという、隠れた努力が必要でした。



反射型の液晶なので、明るければ、明るいほど良く見えます。逆に言うと、薄暗い所ではほとんど見ることは出来ません。受信はVHF、UHFのテレビの他にFMも受信することが出来ます。


レシーバー、いい感じの80's臭です。


ヘッドホンも同様に80'sなディティールです。


当時の新聞記事によると、このTV時計の初期ユーザーの購入動機のトップ3は、以下の様です。

・世界初で話題性がある・・・56.2% 
・情報機器として便利・・・27.1%
・職業上必要・・・12.5%(!)

この、いつでもテレビが見られる腕時計を「職業上必要」とした、1割以上の方々の職業って、いったい何だったんだしょう???・・・007はオクトパシーでこのTV時計を使用していたので、それも立派に職業上必要とされた例の1つでしょうか?「同業者が」職業上、「買ってバラすために」必要だったのが、その1割だった様な気もしますが、そんなつまらない理由でなく、本当に仕事の実用上必要とされた、謎の仕事師の方々の腕で、今でもりっぱに現役で活躍していることを期待します。(現在では地デジ化して見れませんが。)

以下、昔の私の紹介記事より画像転載。(ですので画像小さくてすみません)
廉価版のDXA002。さっぱりしたディティールでヘッドホンはインナーイヤータイプに変更されました。


テレビ点灯状態。結構よく見えます。


腕時計としては巨大なパッケージ。がばっと上下に開く、そのまま店頭ディスプレイに使用出来るパッケージです。


ついでに、昔撮った動画。テレビ時計とラテカセのジャッカルがアナログ放送終了と同時にただの大きいラジカセと大きい腕時計になってしまう瞬間の動画です。肝心のテレビ時計の画面がよく見えませんが。。



で、アナログ放送終了のお知らせが画面に出ているレア画像。後にこのテロップさえ見れなくなります。



最後にIGにアップした画像。先日のSPA!取材時のスタバでの光景。なかなかスタバでは見られない光景でした。


そろそろ復刻ネタも尽きてきたセイコーさんは次はこのあたりを「スマートウオッチ」として復刻したら如何でしょう?テレビ部分の画面解像度は現行Pebbleよりありますし、チューナー部は外付けバッテリーとしてバッテリー寿命1年!とすると最強のスマートウオッチになるかと思われますw・・・以上、テレビ時計のご紹介でした。

デジボーグ復刻(ではなかった)

これまでI'm WatchやiPod nano時計やPebbleなどで散々再現してきたセイコーのデジボーグですが、(私のブログではこのあたりでご覧頂けます。)なんと今年、「復刻」ではなくコナミのゲーム「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」との

コラボレーションウオッチ「デジボーグ」』

として発売される様です。(サイトはこちら。)コラボレーションウオッチ、、、『1秒ごとに目盛が増えていくグラフィックや、パネルライトの色調等に80年代の雰囲気を醸し出し、かつての「デジボーグ」をオマージュしつつも近未来的で「METAL GEAR」にふさわしいデザインに進化させています。』とのことですが、要はデジボーグを何故かコナミさんがリデザインしてしまったってことですね。
ということで、とりあえずオリジナルとの比較画像。(セイコーさん画像お借りします。)

どうしましょうかね?セイコーさんはオリジナルの復刻は放棄したと捉えて良いんですかね?液晶のアンバランスなグラフィック具合、液晶下部の間のあき具合、黒いベゼルで上のラグ部分も作ってしまうあたり等々・・・もうちょっとなんとかすればなんとかなりそうな気もしますが、そもそもデジボーグしばりをやめた方がカッコよくまとめられたのでは?と思われるデザインです。「・・・メタルバンドを付属のナイロンバンドに付け替えれば、さらにスネーク(ゲームの登場人物の様ですね)との一体感が増すという、ファンにはたまらない仕様です。」とありますが、デジボーグファンにはたまらなくないデザインです。

現在、カラー液晶化したPebbleTime発売に向けて、ジェネレーターを使用しない、オリジナルプログラムでのカラー化したデジボーグを作成中なのですが、、、セイコーさんがちゃんと復刻する気が無いのならば自粛していたGumroadでのデジボーグのwatchfaceの販売、再開しちゃいますかねぇ。。。



以上、復刻ではなかった新デジボーグのアップでした。

2015.3.22. 追記・・・このあたりとか、こちらのインタビュー記事などを見ると最初はもっとデジボーグに近い液晶表示だった様ですね。(5分単位で線が太いのは再現されていませんが。)なんでこんなになってしまったのでしょう。(デジボーグの最大の特徴であるはずの)液晶によるアナログ時計表示の再現は面倒なのでヤメ=四角い窓の間が空きすぎる=なら逆にもっとでかくして中に時刻表示いれちゃえ、って流れでしょうか。。。。残念です。

2015.4.12. 追記・・・こちらで初代Pebbleでの白黒最終バージョンを、こちらで Pebble Time用カラーバージョンをアップしていますので、宜しければどうぞ。

追記現在このデジボーグのwatchfaceは上のメニューバーのWatchface Store2で頒布していますのでよろしければどうぞ。

ソットサス時計復刻(したけどダメだった)

最近、ソットサスの時計が復刻されましたので(サイトはこちら)、その画像をアップしたいと思うのですが、、、まずは1993年発売のオリジナルから。
トップ面のガラスは3枚のガラスを張り合わせた構成になっており、12、1、2 ~と「抜き文字」で表示された青く四角い印刷、赤い分の指標、青いタキメーター表示、それぞれが3枚のガラスの別の面に印刷されており、不思議な浮遊感があります。



拡大。それぞれの印刷のレイヤー感がいい感じです。SEIKOのロゴはCI的にこれで良いのか?と思われる位見にくいガラスの中央に赤で印刷されています。技術的にも、おそらくこの「3枚のガラスの位置をキチッと合わせて」「スカッと透明に接着する」のは、かなりの難易度だったかと思われます。


で昨日触ってきた復刻版なんですが・・・なんか、似て非なるものになっちゃてます。4つ目だったのが普通の3つ目になってしまってシンメトリー感が無くなってしまい、普通のセイコーロゴの印刷に普通のデート表示窓。。


極め付けはガラス枚数が2枚になってしまったことによる、ガラス面への印刷の変更です。タキメーター印刷と赤の指標の印刷が同一面になってしまってレイヤー感ゼロになってしまったのは想定内だったのですが、なんと、外周の青い印刷の数字が抜き文字でなく、黄色い数字の印刷になってしまい、青い四角が下にベタで印刷されてしまってます。何故こんなことをしてしまったのでしょう?黄色の印刷も薄く透けぎみですし。。(ガラスがUV接着だった場合、透けない様に印刷を厚くすると接着面にスキマが出来てしまい、気泡が入らず綺麗に接着するのが難しくなるからかと思われます。)


並べるとこんな。画像では色はかなり違って見えますが実際は色はかなり近い感じでした。


復刻版の背面。せめて期待できるのはベルトと本体のクオリティーでしょうか。(オリジナルのベルトはすぐにボロボロになってしまい、本体もSUSでなかった為サビてきてました。)


といった感じで、復刻ジウジアーロ同様、「オリジナルを持っている人のキズとか気にせず使える普段使い用」にはよいかと思いますが、逆にオリジナルを知らずにこれだけを見て「ふーん、なんかイマイチだね」と思われてしまうのが残念な復刻具合の時計でした。

2015年3月12日

Pebble Time用USBコネクター内蔵ベルト

Pebble Timeは背面の接点を介していろいろなアダプターが作れそうですが、私もちょっと考え始めてます。下は公開されている接点部のアアプターのデータです。これを元に考える訳ですが、、、


まず、だれでも考え付くのはこういったものでしょうか。充電ケーブルを不要にする、充電用のUSBの口が内蔵されたベルト。これを作る場合、ベルトを止める金具が大抵こちら側にあることがネックになります。接点が本体下側にあり、反対側のベルトの先端だとUSBの口を付けやすいのですが。。


で、とりあえずモデリングを開始してます。配線の取り回しとか、どう作るかはこれからですが、とりあえず形状出しを始めました。薄いカード型のUSBメモリーの口が付けられると良いんでしょうね。


こういったものは先にやったもん勝ちですので、とっとと進めたいのですが、なかなか時間がとれません。Pebble Steelのベルトアダプターの時よりは時間とお金がかかりそうですね。。

2015年3月7日

Pebble Timeを3D Printerで出力してみた。

Pebble Time、3Dデータが公開されていたので早速3Dプリントしてみました。まずはダウンロードした3Dデータをライノで開いたスクショから。


気になるのはラグ(ベルト取り付け部)の内面(下図、左上図の赤矢印の面)がテーパー面になっていることでしょうか。(左下図の稜線の傾きはこのテーパー面をとった後ラグのトップ面に側面から見た傾斜を付けた結果、斜めになっただけですね、多分。)本体はPC(プラスチックのポリカーボネート)製なのでインジェクション成型かと思われるのですが、ラグの間の本体にある2つのスリットの穴を作る為のスライド(右下図青矢印の方向に型を抜く)とベルトを付ける為のラグ内面の穴の作り具合の関係はどうなっているのでしょう?動画を見るとラグは別体っぽくも見えますし・・・いろいろ不明ですが、とりあえずどこかしらにスライドの割り線が走る場合は極力目立たぬことを祈ります。


斜視拡大。適度に力の抜けた、良い造形です。フルRな造形になってしまったiPhone 6っぽい、ダルな造形のApple Watchよりも汎用ベルトを受け付ける点も含めて私は好きです。


背面の接点まわりは意外と複雑な面になってました。


が、実際は立体にはほとんど出ない様です。充電コネクターはどんな形状なのでしょうね?3Dデータが公開されたので、3Dプリンターで専用充電置き場を作りたいところですが、コネクターのデータもオープンにしてくれないと先に進めません。


ということで早速出力。ダウンロードしたデータをstl書き出ししただけではデータが穴だらけでSlic3rがかけられず(追記: stlデータも公開されてましたね)、netfabbで補完して出力。微妙に反っている(=床との間に隙間ができる)のでサポート材有りで出力したのですが、案の定、背面の反り部分の微妙な隙間はサポート材で埋まり、むしり取ることができず、またFDM方式では不得意な「微妙に湾曲したトップ面」はセンターに水滴が落ちた様な波紋の様になりました。まぁ、ボリューム感を見るにはこれで十分です。


Pebbleの白ベルトを付け、液晶部を原寸で紙プリントアウトし貼り付けてみました。いい感じです。ていうか、この色のPebble Timeが欲しいですw(カラバリ考えるとベゼルはステンよりもアルミだった方がカラーアルマイトで展開しやすかったですね。強度的には落ちますが。)


初代Pebbleとの比較。左右幅は若干大きいのですが、ぱっと見は明らかに薄く小さいです。


前に作ったApple Watchとの比較。背面のサポート材がむしれればもっと薄く見えるはずです。たった1日でバッテリーがなくなってしまうApple Watchよりも薄いのにカラー化しても1週間持つバッテリー(Steelだと10日!)を実現したPebbleは素晴らしいですね。iPhoneを毎日充電してるからApple Watchも毎日一緒に充電すれば別に苦じゃないじゃん、という話を良く聞きますが、毎日携帯必須のiPhoneと違い、充電して持つ物という認識の無い、そもそも無くても困らない腕時計を一緒に毎日充電するのはきっとそのうち面倒でやらなくなる=腕に巻かなくなると思われます。(nano時計、I'm watchなどをずっと使ってきた、新しいデバイス好きな私でさえそうでしたので。)


腕に巻いた状態。良いボリューム感です。早く現物を巻きたいです。


で、やはり本体の反った形状をちゃんと出したいので、今度は横向きに立てて出力。こうすると反った本体形状は出やすくなりますが、今度はサポート材でラグの間と左側面の形状がサポート材でグダグダになります。


で、今回はちゃんと裏面も造形できてました。こんな感じで微妙に反ってて、接点部が凹んでます。


初代Pebbleとの比較。薄く、小さいです。このサイズ感で20%薄型化は大きいです。


以上、3D出力したPebble Timeの画像のアップでした。これを腕に巻き、カラー化させたwatchfaceを作りながら5月を待ちたいと思います。

2015.3.12. 追記・・・ネタフルさんに当ページ紹介して頂きました。こちらです。ありがとうございました!
で、今見返すと全てを一緒に並べた画像が無かったので追加しておきます。ぱっと見の薄さはPebble Timeが一番、手に取った時の小ささ具合はApple Watchの小さい方が一番な感じです。



以上、画像の追加でした。

2015年3月3日

見やすいwatchfaceを作ってみた。(更に追記しました)

これまでいろいろwatchfaceを作ってきましたが、見にくいのばかりでしたので、ここで思いっきり見やすいのをジェネレーターサイトで5分で作ってみました。Pebbleにデフォルトでインストールされててもよさそうなのを目指してみたつもりです。


時間と曜日と日にちのみの表示で左下にバッテリー残量とBluetooth通信状態のアイコンを置きました。最初は時刻表示も曜日と日にちと同じ、ジェネレーターに準備されているフォントでやっていたのですが、全て同じフォントだとどうもメリハリが無いので時刻表示だけMacにインストールされている縦長めなフォントを使用しました。こちらも無料ですので、よろしければご使用下さい。こちら(追記:旧バージョンなのでリンク削除しました)からダウンロードできます。・・・以上、さくっと見やすいwatchfaceを作ったことのアップでした。まぁ、しかし腕時計は見やすいのが一番ですねw

2015.2.22. 追記・・・App Storeにアップしてからすごい勢いでダウンロードして頂いてます。アップ2日で500ダウンロード越え、1週間で1,000ダウンロード越えしてます。アップして3日目で偽物が出てきたのも最速でした。(現状は削除されてます)


で、このwatchface、ジェネレーターで作っただけあってちょこちょこ修正したい所があったので、結局自作のプログラムでバッテリーアイコンから文字の画像も全て書き換え、修正バージョンにアップデートしようとしているのですが(上の画像は修正途中のものです。フォントの1をフォント領域に対してセンターにしたり、フォントの2階調化を整えたりとか)・・・なんとPebbleのサイトでカウントダウンが始まってますね。どうしましょう。。何が出るのでしょう? とりあえずあと2日なので、様子を見てこれの修正版作成の続きを考えようと思います。

2015.3.3. 追記・・・一見同じ様ですが、ジェネレーターサイトの使用をやめ、全てオリジナルのプログラミングに書き換えた新バージョン「STD2」をアップしました。こちらからダウンロードできます。(前のバージョンをダウンロード頂いている場合は一旦それを母艦のスマホから削除してから再ダウンロードして下さい。)


文字を全てドット打ちで新規に起こしていますのでジャギ感も前バージョンより無くなっていると思います。バッテリー表示は電池のアイコンから10個のドットでの表示に変更し、上の状態で残り90%状態です。10%減るごとに右から白丸のドットになっていきます。みるみるバッテリーが減っていく(たった1日でバッテリー切れになってしまう)他のスマートウォッチには出来まい、な、Pebbleのバッテリーの圧倒的な持ちの良さを実感(と、さりげなく誇示)できる表示にしてみたつもりです。また前のバージョンではあったBluetooth表示はデフォルト繋がっていて当たり前なので、アイコンの通常表示をやめ、逆に接続が切れた時にテキストでBluetooth DISCONNECTEDと大きく出る様にし(その時Pebbleが3回振動します)、よりシンプルなwatchfaceにしました。引き続き無料ですので是非ご利用下さいませ。

以下、ご参考までに。あまり見るとこができない、Pebbleがクラッシュした時の画面です。


今回の修正でこの画面が何度か出ていろいろと自力では解決出来ず、結局今回もhikoLabさんにご協力頂いた次第です。hikoLabさん、ありがとうございました。ちなみにhikoLabさんのこのミニマルなアニメーション、素晴らしいです。回転し続ける立方体。はたして、この立体は何に基づいて動いているのでしょう?


続いてCLOUD PEBBLEのスクショです。私はCLOUD PEBBLEは挙動の最終確認位にしか使用していないのですが、既にPebble Time用のSDK3で作れる様になっています。


発売前にこういったサイトの準備からSDKの配布等、Apple Watchの発売前のそっけなさからから比べてなんと素晴らしいのでしょう。発売に向けてこれからいろいろ作ってみようと思います。以上、修正バージョンをアップしました、の追記でした。